精神科医は、数ある医師求人の中でも今最も需要がある職種です。
手術などはせず、患者の心と向き合う精神科の仕事は、他の専門とは違って特殊な部門です。
精神科医になるには、どんな課程が必要なのでしょうか。
精神科医になるまでの流れについて解説します。

まずは医学部への進学が必須

どんな専門を選択するにしても、まず必ず通らなくてはいけないのが、医学部への進学です。
国公立大学でも私立大学でも構いませんが、国公立大学の方が学費は圧倒的に安いです。
医学部では、精神科だけでなく、内科、外科、眼科、皮膚科など、全ての専門科目を勉強します。
一般の大学のように、入学時から専門科目に特化して学ぶわけではありません。

画像出典元:http://www.med.keio.ac.jp/education/postgraduate/

国家試験を受験して医師免許を取得

6年間をかけて医学部を卒業した後は、医師免許取得のため医師国家試験を受ける必要があります。
医学部は医師国家試験を受けるためのカリキュラムが組まれているので、試験の合格率は例年90%以上と非常に高いです。
医学部は入学するための難易度は非常に高いですが、入学してから6年勉強する事で、医師免許を取得するのは比較的簡単です。

臨床研修期間を経て精神科医の道へ

国家試験に合格して医師免許を取得しても、まだ精神科の医師への道のりは半ばです。
医師免許取得後は、研修医として大学病院で2年間の臨床研修を行います。
この時、精神科医を目指していたとしても、内科や小児科、整形外科など、全ての科を一通り経験します。
2年間の中でさまざまな分野の知識を実践して学ぶことで、その後の専門課程をじっくり見定めていくのです。

研修終了後、精神医として入局

研修が終わると、ようやく専門を選ぶことができます。
研修が終わった後は、大学病院に残って精神科の医局に所属するか、民間病院の精神科に入局するケースがほとんど。
最初から独立するケースはあまりないですが、親が精神科のクリニックを開業しているなどの状況があれば、最初から独立の道も開かれているかもしれません。

精神科の研究を積み重ねたいなら医局所属がおすすめ

研修を終えれば精神科の医師になることができますが、医師としてより精神科の知識を深めていきたいのであれば、大学病院や民間の病院の医局に入ることがおすすめです。
精神科の技術は発展途上のため、これから臨床や研究を積み重ねてまだまだ伸びていく分野なので、医師としてさらに精神科の研究を深めていきたい場合は、多くの症例を見るべきです。