現代の日本はストレス社会といわれており、精神科への需要も増えています。
町中にも心の悩みを扱うクリニックなどが続々開業しており、医師求人でも精神科医は人気です。
しかし、精神科医と心療内科医の違いはあまり知られていません。

今回は、この二つの診療科の違いについて調べてみました。

精神科は何をするところ?

精神科とは、心の病気を治療するための診療科です。
精神科医は、それぞれの患者さんの心の状態を見て、精神疾患の内容を判断します。
精神疾患というのは、不安感や抑うつかん、幻覚、妄想など、精神に影響をきたす症状の事を指します。
精神疾患を改善するために、カウンセリングや精神安定剤などの薬を処方するなどして、精神に及ぼす悪影響を治療していきます。

精神科に通うのはどんなケース?

自分の心に何らかの影響があり、日常生活を安心して送れない状況であれば、精神科に行ってみましょう。
たとえば、憂鬱な気持ちで何をやっても楽しくない、気分のコントロールが上手くできないなど、人から見たら些細な事でも精神科に通う意味はあります。
自分の心が不安定だと感じたら、精神科で診察を受けるのが一番です。
また、物忘れがひどいなど、認知症が疑われるようなケースも、精神科の診断を受けるべきでしょう。

心療内科は何をするところ?

心療内科は、いわゆる心身症と言われる症状を治療するところです。
心身症とは、精神的なストレスが体に悪影響を及ぼし、心だけでなく体にも何らかの症状が現れてしまう事を指します。
そのため、心療内科医は、患者の精神と体に関する両方の知識を持っている必要があります。
心療内科医は、カウンセリングと診察を通して患者の心身の状態を判断し、適切な治療を行います。
体に起こった症状が精神的なものなのか見極め、必要であれば内科の専門分野に紹介するなど、各分野の医師との連携も必要になります。

心療内科に通うのはどんなケース?

心療内科医は、心の症状と体の症状の両方を診察してくれます。
そのため、ストレスが原因で動悸や息苦しさがあったり、便秘や下痢が続くなどの症状が起きた場合は、心療内科医の診断を受けましょう。
また、体の疲れが取れない、いつもだるく感じる、肩がこるといった症状も、精神的なストレスが原因の場合があります。
内科や専門科に行っても体の不調の原因がわからない場合は、心療内科に行ってみるのをおすすめします。

精神科と心療内科は心の悩みを診察するという面では同じなので混同しやすいですが、体に影響が出ている心身症の症状が疑われる場合は、精神科より心療内科を受診する方がいいでしょう。
引用:http://www.kyutoku-clinic.or.jp